多様化促進の取り組みを表彰するEESa!Award 2021「認定企業部門賞を受賞」
IT機器の設定・トラブル解決を⾏う⽇本PCサービス株式会社(本社︓⼤阪府吹⽥市、代表取締役社⻑︓家喜 信⾏、証券コード︓6025、以下「当社」)は、LGBTQ総合サポートのパイオニアである特定非営利活動法人日本セクシャルマイノリティ協会および一般社団法人CialFrame(所在地:東京都千代田区)が合同で運営するEESa!Award 2021にて認定企業部門賞を受賞したことを報告いたします。
背景
当社は独立系の企業として、IT機器の設定・トラブル解決を全国・年中無休で行っています。有料訪問サポートの利用率はNo.1(※1)で、年間約14万件のお客さまにご利用いただいています。また、グループ全体でスマートフォン・タブレットの修理を年間17万件行っています。その中にはLGBTQ(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー・クエスチョニング・クィア等の性的マイノリティの総称として用いられることが多い言葉として以下記載)の方も見受けられます。
パソコンやスマートフォンのサポートにあたる従業員は、お客さまのプライベートなデータに触れる機会も多く言葉遣いや行動に適切な配慮を学ぶため、グループ会社のスマホスピタルと合同で、2020年7月にCialFrameの専門講師を招きLGBTQ研修を実施しました。2021年2月より、研修で学んだことをサービス提供の指針とし、LGBTQの方が安心してご利用いただけるようサービスを開始しました(※2)。さらにコールセンターの育成担当者が資格を取得し、スタッフへの指導やマニュアル作成を行うなど理解浸透に努めました。この度、LGBTQの方々に安心してご利用いただくための継続的な仕組みと、多様化促進の啓発につながる活動を評価いただき「認定企業部門賞」を受賞しました。
※1:調査概要:2021年11月調査/調査主体:日本PCサービス株式会社/調査実施機関:株式会社インテージ
※2:ダイバーシティ・トライアングルサポートについて: https://www.j-pcs.jp/news/news?id=591
EESa!Awardについて
マイノリティが活躍できる枠のない社会の実現へ、多様化促進を目的に活動するEESa!プロジェクトの取り組みです。「継続性・実践性・信頼性」の観点から選考された、LGBTQをはじめとするマイノリティの架け橋となる人と環境を作り、多様化を促進する活動を行った個人・自治体・企業など全8部門12名が表彰されました。
また表彰イベントではさまざまな分野で多様化を促進する活動を行う方々のスピーチや、持続的に活動を継続する重要性などが参加者に伝えられました。
EEsa!Award詳細
EESa!Awardの詳細や、各受賞者の取り組み・コメントなどは下記よりご確認ください。
https://eesapjt.wixsite.com/eesapjt/eesa-award
選考理由について
EESa!Award推進委員会 委員長
EESa!虹の架け橋クラブ
特定社会保険労務士/SOGIカウンセラー
清水 聖美 さまより
社内において、他者理解の基本となる資格制度を取得し、継続的にLGBTQの方々に最適なサービスを提供する仕組みを導入されています。スマートフォンやパソコン修理という個人のプライバシーを多く含む貴社のサービスにおいて、こうした仕組みにより、多くの方々が安心できる環境を構築しています。こうした優秀な取り組みがメディアなどでも取り上げられ、社会的に高く評価されたことで、この度の表彰に結び付きました。
当社はSDGsの考えに賛同し、IT機器の総合サポートを通して、ジェンダー平等の実現・人や国の不平等をなくすため、社会の一員として活動します。